新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

iMovieによる子供ビデオ編集

ビデオカメラで撮影した沢山の動画をデジタルゴミにしないために動画編集作業が必要であり、そのとき役に立つのがiMovieだということは前回、投稿した通りだ。

ようやくiMovieに慣れてきたと思える今日このごろ。
自分なりのビデオ編集作業の流れをまとめてみた。


流れ


① 撮影
・撮影時間は1分程度に抑える
・不要な動画はその場で削除する
・長時間撮影した場合はビデオカメラの動画編集機能で目当ての箇所を切り出す

iMovieへの取り込み
iMovieを起動してビデオカメラをMacへ接続する
・その月のイベントを作成し1ヶ月分の動画をイベントに取り込む
・イベント内にムービーを新規作成
・取り込んだ動画を全選択してタイムラインへ追加

③ 内容確認
・タイムライン上の動画を確認する(「スペース」で再生・停止)
・確認しながらポイントとなる箇所に目印となるマーカーを打つ(「M」でマーカー)

④ 編集
・マーカーを目印に不要箇所を削る(「コマンドB」でクリップを分割→「Del」で不要クリップ削除)
・動画が撮れなかったときは写真を挿入(画像ファイルをタイムライン上へドラッグ&ドロップ)

⑤ エフェクト
・タイトルとエンディングを挿入(「タイトル」から好きなものを選んで最初と最後にドラッグ&ドロップ)
・ムービー内に注釈のテロップを入れる(好きな「タイトル」を挿入して入力)
・クリップの間に適宜、トランジションを入れる
  場面が変わる場合は「黒にフェード」
  同じ場面の場合はクロスディゾルブ(「コマンドT」)かエフェクトなし

⑥ 細かい調整(あまり実施しない)
・手ブレが目立つ場合は、「調整」→「手ブレ補正」から補正する
・ノイズが目立つ場合は「調整」→「ノイズリダクション」(※ムービーの一部だけ音質が変わり違和感が出てしまう。ノイズがひどい場合以外は非推奨。)
・BGMや目立つ背景音がクリップの終わりまである場合はフェードアウト(「右クリック」→「オーディオを切り離す」→フェードアウト間隔を決める)
・早送り・スローモーションは「右クリック」→「速度エディタを表示」から速度を変更

ノーカット永久保存版ムービーの完成ヽ(´ー`)ノ

⑦ 一般公開用短縮版ムービーの作成
・同じイベント内で一般公開用のムービーを新規作成
・ノーカット版ムービーに戻りタイムラインを全て選択・コピーし一般公開用ムービーのタイムラインにペースト
・再びマーカーを目印に1シーン10〜20秒、全体で10分を超えないことを目安にタイムライン上のクリップを大幅カット
・視聴者がポイントを理解しやすいようテロップを多めに挿入

一般公開用ムービーの完成ヽ(´ー`)ノ

⑧ 保存・共有
・ノーカット永久保存版ムービーをmp4形式で書き出してRAID1以上のHDDへ保存
・一般公開用ムービーをYouTubeへ「限定公開」でアップロード


避けること

・基本的にBGMは入れない。赤ちゃんが出す音や声も貴重な記録。
・ノーカット永久保存版は将来、再利用(結婚式等)されることも考慮してタイトル(注釈・コメント類)はクリップ内には挿入しない。クリップの間に挿入する。


作業時間短縮のポイント

・無駄な動画をビデオカメラに残さない。
iMovie取り込み後の内容確認作業において最終的なムービーを意識して目印となるマーカーを打つ。後々の編集作業がスムーズになる。
・細部にこだわり過ぎない。こだわり始めると終わらないので所詮はホームビデオと割り切ることも大事。


iMovieの不便なところ

・マーカーにコメントがいれられない。
以前のバージョンではできた。作業時間節約のために1度の動画確認作業でノーカット版編集用目印と一般公開版編集用目印の両方を打ちたいのに、同じマーカーでは後々、区別がつきにくい。

・テロップ用のテキストボックスの位置/幅を自由に決められない。
以前のバージョンよりタイトルの詳細設定の自由度が落ちた。一般公開用ムービーでは視聴者に場面の面白さを伝えるためにテロップを多用するのでタイトル設定の自由度が狭いのは辛い。

YouTube用動画の画質を細かく選択出来ない。
もっと低画質でもいいので速度と軽さを重視したい場面もある。


iMovie総評

一通りの機能が揃っている。
WEB上に情報が豊富でわからないこともすぐに調べられる。
Macを買ったときから入っているおまけソフトでこれだけのことができるのは嬉しい。

悪い点を挙げると、細かい指定ができない。
しかしこれは裏を返せば、ほどよい完成度で諦めることができるということであり、作業時間短縮という側面からは利点にもなる。
またバージョンごとに機能が変更されるため、以前できたことができなくなることが少なくない。
これは正直、すごい困る。。。(´・ω・`)

「撮ったビデオがデジタルゴミ化する前にとりあえず軽く編集して残したい」というライトユーザのニーズにはぴったり。
一方、ちょっと本気出したい人は他のソフトを探した方がよいかも。
自分は超ライトユーザなのでこれで十分。