新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

子供が産まれたらビデオカメラは必要か?

ビデオカメラを購入するきっかけとして「出産」は非常に多いそうだ。
かくいう我が家も予定日間近の嫁に「当然、買うよね?」と迫られて、「お、おう、、、」という流れで店員に勧められるがままに3.5万円ほどの機種を購入した。
正直、買った時は無駄な買い物になると思ってたけど、結果的に子供が産まれてからここ4ヶ月間は大活躍。
動画編集が上達した今では新婚旅行の前に買っておけば良かったと思っている。

では買って本当に正解だったのか?
「子供 ビデオカメラ」で検索すると購入を悩んでいる人が少なからずいることがわかる。
自分も改めて考えてみた。

買って良かったと思うこと

・出産日の臨場感のある記録を残せた
子供にとっても嫁にとっても自分にとっても特別な日。
次々と起こる出来事をしっかりと収めることができたのはよかった。

・声、動きが残せる
新生児は本当に特別な時期。
声も仕草も幼児とは違う。
声や動きは写真では残せない。

・嫁が喜ぶ
出産日の映像は特にお気に入りのようで繰り返し見ている。
嫁と「今日、こんな仕草したのよー」とかで会話が盛り上がり、嫁のガス抜きにもなっている様子。

・両親・義両親が喜ぶ
普段、会えないので編集したムービーを送ると喜ぶ。

・子供がかわいいと実感する
泣き叫ぶ子供と向き合っていると疲れてしまうこともあるが、映像の中の可愛らしい仕草を見ていると癒やされてしまう。
恐らく嫁も同じ感覚で出産の映像を見ているんだろう。

・父親の役目を果たしていると実感する
自分の結婚式のムービーの準備をしているときに、初めて自分の子供時代の記録を父親が残してくれていたことに感謝した。
自分も同じことを子供にしたいと思っている。
大きくなったら感謝してくれる日が来ると信じている。

買って大変なこと

・撮った動画ファイルの整理
ビデオカメラの記憶領域に撮りためただけでは観ない。
撮った映像を活用するには整理、編集する必要があるが手間も時間もかかる。

・動画の保存
動画ファイルは大きいのでパソコンやファイルサーバのハードディスク領域を圧迫する。
近いうちにデータストレージ関連の設備投資が必要になりそう。

・配線がごちゃごちゃ
ビデオカメラの充電ケーブルや動画ファイルをパソコンに取り込むためのUSBケーブルやらでデスク周りの配線が一層カオス化した。

スマホ、デジカメでもよかったのでは?

スマホは厳しい
スマホは手ブレと暗い場所(屋内等)での撮影に関して圧倒的に弱い。
スマホで撮影した動画は揺れるし薄暗い。
連続して何分も見続けられるようなムービーを作ることはできない。
撮影チャンスにビデオカメラがない、というような緊急時の代用にはなるが、主として使用するには耐えないと思う。

・デジカメはもの次第だがコスパと使い勝手に劣る
廉価なコンパクトデジカメはスマホと同じ。
高級デジカメのムービー機能は綺麗な映像が撮れるが、手ブレ補正機能はビデオカメラの方が上。
素人が撮影する上で手ブレ補正機能は非常に重要。
また高級デジカメはビデオカメラより高価な上、きれいな映像を撮るには高価なレンズも必要になる。
コスパと素人との親和性を考えればビデオカメラの方がよい。

不安

・生後3ヶ月までは大活躍だったがこれからは?
全てが初めて尽くしで、変化の激しかった生後1〜3ヶ月は撮影チャンスだらけだった。
しかし4ヶ月になると撮影回数が減ってきた。
これからのことはわからないが、成長の速度が落ち着いていき、それに従って撮影頻度は落ちていくと思われる。

・小学校に上がっても使えるか?
今のカメラで小学校の運動会で遠距離から子供をしっかりと捉えられるのかまだ未確認。
まずは校庭の大きさに対応できるだけのズーム機能が必要。
またズームインすると手ブレの影響が大きくなるので、その影響を打ち消すだけの高度な手ブレ補正機能も必要になる。
とは言え5年以上先の話なのでそこまで不安に思っているわけではない。

結論

ここ4ヶ月間の家庭平和への貢献度は大きい。
それだけでも買ってよかったと思う。
子供は可愛いけど現実の育児は大変。
その育児を夫婦ともに楽しむためのツールとしてよいと思う。
マスターすれば親力、夫力ともに確実にアップだ。

おすすめ度

おすすめだが、父親に覚悟が必要。
理由はビデオカメラは買っただけでは意味がないから。
撮影する手間に加えて編集する手間、編集・保存する設備が揃ってこそ意味がある。
そして生後半年間くらいは母親が編集するのは体力的に無理だから父親がやらなくてはならない。
父親がこの面倒を厭わない覚悟がないと買っても結局、活用されず、無駄遣いになる可能性が高い。

もし手間を抑えて子供の記録を残したいのであれば、たまにカメラで写真を撮るくらいでいいと思う。