新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

Lightroom Classic CCを使ってます

昨年、Photoshop CC体験版で運動会の残念写真を復活させました。
ハイキーな白飛びが目立つ写真でしたがPhotoshop CCで悪くないレベルに戻すことができました。

これがきっかけで写真現像ソフトLightroom Classic CCに興味を持ちました。
体験版を入手して過去の残念写真をいじるといとも簡単にいい感じに復活できます。
月額1000円という価格に悩みましたが最後はポチっと購入してしまいました。

Lightroomとは

Lightroomは写真の整理と現像(=編集)に特化したソフトです。
Photoshop CCと異なり基本的には写真ファイル自体を変更しないというポリシーがあります。

Photoshop CCは画像全般を編集するソフトです。
編集機能はLightroomより豊富かつ強力です。
Lightroomと異なり画像ファイルそのものに変更を加えます。

Lightroomの種類

LightroomにはLightroom Classic CCとLightroom CCの2種類があります。
Lightroom Classic CCはデスクトップアプリケーションでLightroom CCはクラウド・アプリケーションです。
Lightroom Classic CCに読み込んだ写真はそのパソコンに保存されますがLightroom CCに読み込んだ写真はクラウドに保存され複数のデバイスからアクセス可能です。

Lightroom CCの方が新しく設計されたものなのでLightroom Classic CCに比べると情報が少ないです。
このため私は情報量の多いLightroom Classic CCを使っています。

作業の概要

Lightroomにおける大まかな作業の流れは以下の通りです。

①写真を取り込む
ライブラリモジュールへ移動し写真を読み込みます。
読み込んだ写真はコレクションに整理します。

②写真を現像する
現像モジュールへ移動して写真を編集します。
※このとき実際には写真は変更されておらず変更操作を記録しているだけです。

GPS情報を付加する
マップモジュールへ移動し写真に位置情報を設定します。

④写真をJPEG画像として書き出す
「ファイル」→「書き出し」で写真をJPEG画像として書き出します。

現像の方法

写真の現像は奥が深いです。
初心者としては以下の項目をいじれれば十分だと思いました。

・自動補正
ここが編集の開始点。
自動補正を実行してから細かい修正を行うとよいと思います。

・露光量
写真全体の明暗を調整します。

・ハイライト、シャドウ
ハイライトは写真の明るい箇所の明暗を調整します。
シャドウは写真の暗い箇所の明暗を調整します。

・明瞭度
細部の強調の度合いを決めます。
風景写真では細部の質感を表現するために強めます。
人物写真では肌をきれいに見せるために弱めます。

・自然な彩度
弱い色を強調します。
強めると主に空や緑が強調されます。

コントラスト
明るい箇所と暗い箇所の差を強調します。
明暗がはっきりしないボヤーとした写真をはっきりさせることができます。

色温度
ホワイトバランスです。
夕焼けにしたり青くしたりできます。

・補正ブラシ
ブラシをかけた範囲にだけ特定の効果を与えることができます。
特定の箇所だけ明るくしたい場合などに利用できます。

・段階フィルタ
補正ブラシと似ていますが効果にグラデーションをつけることができます。
空を青くする場合などに利用できます。

感想

「暗すぎる」、「明るすぎる」、「歪んでる」といった残念な写真をすぐ直せます。
すばらしいです。
最近ではiPhoneで撮影した写真も現像しないと気がすまなくなりました。

現像していると「どうして最初からこういう写真が取れなかったんだろう?」と考えることがあります。
カメラについて学ぶよいきっかけになります。

また以前は写真を見ても歪み、画質、色彩、露出、構図などをほとんど意識してませんでした。
現像するとこういったことが体感できるので意識するきっかけになりました。

悪い点としては人工的な写真を作ってしまうことがあることでしょう。
「自動補正」に任せすぎると自然光ではありえない露出の不自然なスナップショット写真が大量に生まれます。
やりすぎず、自然な感じを失わないような現像を心がけることが大事だと思います。

月額1000円で適正かと言われると正直、家族写真がメインの自分はそこまで使用頻度が高くないです。
写真撮影が上達したら解約して、年賀状作成シーズンだけ契約するようにしたいと思います。

よく使うショートカット

最後によく使うショートカットをまとめておきます。
ショートカットを使った方が断然作業がスムーズです。

・G
ライブラリモジュールのグリッド表示

・E
ライブラリモジュールのルーペ表示

・F
フルスクリーン表示

・X
除外

・Command + Del
除外した写真を削除

・I
情報表示

・D
現像モジュールへ移動

・R
切り抜き

・O
部分補正マスクオーバーレイを表示/非表示

・J
白飛び、黒飛び警告

・\
ビフォア・アフターの比較

・Y
ビフォア・アフターの比較

・Shift-tab
すべてのパネルを表示/非表示

・Ctrl + /
ショートカット一覧