新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

SynologyのDS218を使ってみた感想

我が家の写真/動画管理方法の見直しをしています。

これまで使っていたIOデータ LANDISKからSynology DS218へ移行しました。
今回は写真/動画管理に特化せず、NASとしてのDS218のレビューをしたいと思います。

DS218jじゃなくてよかった

Synologyには便利なソフトウェアが色々あり、Synologyを使うとこれらを利用することになります。
するとCPU性能やメモリ量などのマシン性能が大事なことに気付かされます。
特にMomentsは画像読み込み時にマシンに高い負荷がかかります。
非力なDS218jでは使い物にならなかったかもしれません。
奮発して上位モデルのDS218を購入してよかったです。

DSMが実はすごい

Momentsに釣られて購入しましたが今はDSMこそがSynologyの目玉機能だと思います。
WebブラウザでDS218に接続するとパソコンのような操作画面が現れパソコン感覚で直感的にNAS管理ができます。
iPhoneからDSMにアクセスするDS finderもあり、出先からチョコチョコっといじることができてますます捗ります。
NAS管理がとても楽になりました。

QuickConnectは悪魔か救世主か

QuickConnectはDS218がSynology社のサーバに常時接続し、宅外からそのサーバを介してDS218へアクセスできる仕組みです。
ルータに特別な設定をすることなく出先からNASへアクセスできる点は大きなメリットです。
一方、Synology社のサーバを介して通信するためプライバシーやセキュリティ面で漠然とした不安を感じます。
QuickConnectを使用せずルータでポート転送とDDNSを有効化して直接DS218に接続した方が安心でしょう。

しかしここで驚愕の事実が判明。
我が家のインターネット回線にはキャリアグレードNATが施されておりポート転送もDDNSも意味がありません。
結局、QuickConnectを使うことにしました。

Hyper Backup便利

マウスをカチカチとクリックするだけでAmazon S3へのバックアップを定期的に実行してくれます。
これまで手動でAmazon S3フルバックアップしていたことと比べると隔世の感です。

Drive便利

Google DriveのSynology版です。
Office文書の編集が可能でMicrosoft Officeを持っていない嫁さんにはありがたいです。
私としては外出先からiPhoneでデータにサクサクとアクセスできるのが嬉しいです。
雑誌のバックナンパーのPDF等、Google DriveにもDropBoxにも収まらなかった大容量データを置きっぱなしにして読みたいときに読めます。

Moments

以前より写真・動画管理が楽になりました。
最低限の目的は達成できたと思います。
Momentsに関してはもう少し使い込んでからまとめたいと思います。

耐障害性

購入して間もなく2つあるHDDの1つで問題が発生しました。
以前のLANDISK HDL2-Aではこの時点で使用不能な状態になり復旧に苦労しましたがDS218は片系HDDのみで動作を続けてくれました。
しかもSynlogy Hybrid RAIDは容量の異なるHDDをサポートしているのでメーカー交換を待つ間、適当な手持ちの古いHDDを一時的に刺して凌ぐことができました。
高い耐障害性の代償としてLANDISK HDL2-Aより大分大柄ですがメリットは大きいです。

総論

比較対象が4年前の廉価なNASなので当たり前ですがDS218を導入してとても便利になりました。
世の中の進化を感じることもできました。
買い替えて正解でした。