新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

子供の写真を撮るためにSony α7iiiを買いました

今まで長らく使っていたCanon EOS M3からSony α7iiiへ替えました。

Canon EOS M3を長く使っていた理由と今更乗り換えた理由を書きます。

EOS M3の良いところ

Canon Kiss X4からCanon EOS M3に替えたのが5,6年前のことです。 それから長いことEOS M3を使ってきました。

超コンパクトなサイズ感には満足してました。 Kissですら大きいと思って敬遠していた私がEOS M3は結構、持ち運びました。 お陰で子供が小さい頃の写真をそれなりに残すことができましたし、写真撮影の楽しさを知りました。

EOS Mシリーズへの不満

一方で不満も色々と感じてました。 連写や瞳AFができないこと、顔認識の精度の低さ等々。 しかし最大の不満は暗いことです。

子供を連れていると撮影のためにフットワークを使う余裕なんてありません。 だからズームレンズを重宝します。 しかしEFMマウントには明るいズームレンズがありません。 加えてセンサーサイズはAPSCです。 このためEOS Mでは恵まれた条件下の撮影でないときれいな写真が撮れませんでした。

きれいに残したい、と思って撮影した子供の写真がドンヨリ暗かったり、 AFが迷ってピンボケしてたり、 シャッター速度が落ち過ぎてブレてたり、 ISO感度が上がり過ぎてザラザラだったり。 こういガッカリなことがよくありました。

暗所に弱いことはEOS M3というよりEOS Mシリーズ全般の問題です。 EOS M5やM6 mark iiへの買い替えを検討したこともありましたが根本的な解決にはならないので、EOS M3を長いこと使い続けることになりました。

Canonの思惑とのギャップ

Canonとしては「マウントアダプタを挟んでEFマウントレンズを使え」ということなのでしょう。 しかしコンパクトなことが魅力のEOS M3をアダプタとEFレンズで巨大化させるのは本末転倒です。 それに高額なEFレンズの性能を出し切ることもできません。 ボディーもレンズも共倒れの悪手です。 EFマウントのフルサイズカメラを持っている人にしか旨味がない選択だと思います。

「早くフルサイズを買え!」という意図もあるでしょう。 でもその割にEOS Mのコンパクト感を愛するユーザが違和感なく移行できる超コンパクトなフルサイズがありません。 またフルサイズミラーレス向けレンズの選択肢が少なく、魅力を感じません。

Sony α7iiiが気になる

超コンパクトなフルサイズミラーレスと言えばSonyのα7シリーズです。 その中でもα7iiiはバランスに優れ、性能十分で、しかも価格も落ちてきています。 発売開始は2018年ですが2022年時点で未だに現役機として評価が高い名機です。

さらにSony Eマウントはレンズが豊富です。 私が欲しいF2.8通しの標準ズームレンズはSonyTamronSigmaなど各社から販売されてます。

以前からずっと気になっていました。 Canonを待つか、α7iiiへ移行するか、悩みました。

もっと待つか?

子供も大きくなりました。 いつまでパパに写真を撮らせてくれるんでしょう? 冷静に考えてみて焦りが出てきました。

お試し

臨時収入があったのでα7iiiとF2.8通し標準ズームレンズをレンタルすることにしました。 結果的にこれはよい判断でした。

実際使ってみて感動しました。 フルサイズセンサーとF2.8の威力は私の想像を大きく超えてました。 Pモードで適当に撮った写真がEOS M3で苦労して撮った写真に匹敵します。 これは買うしかないと思いました。

購入

α7iiiは状態の良い中古品が多くあるので中古で購入しました。 Sigmaの28mm-70mm F2.8 は中古価格と新品価格がほぼ同じなので新品で購入しました。

期待通りよい写真が撮れてます。 今となっては詮無きことですが2018年に買っておけばよかったと後悔してしまいます。 もう少し使って一段落したら使用感をレビューしたいと思います。

おまけ

子供の写真を簡単にきれいに撮影したい人にはSony αシリーズとSigmaTamronのF2.8通し標準ズームレンズの組み合わせは超おすすめです。 気になる人は悶々と悩むよりレンタルして自分に合うか試してみてください。 子供はどんどん大きくなります。 私のように後で後悔しないでください。


その後

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