新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

へんしんバイクのブレーキで止まれない

長女にブレーキの使い方を教えようとしたらブレーキレバーに指が届きません。
頑張れば届くのですが運転しているときに握ることは無理なようです。
ブレーキレバーの位置をもっと手前にしないといけません。

 

レバー位置調整

へんしんバイクのブレーキは一般的な大人用自転車と同じ構造なのでブレーキレバーの調整が可能です。
レバーの根本にあるネジを締めるとレバーは手元に近づき、緩めると離れていきます。
ネジを締めて手元に近づけます。

 

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ブレーキは効き始めてからさらに数cm握らないと強い制動力を発揮しません。
レバーを近づけすぎると強い制動力を発揮する前にレバーがハンドルに当たってしまい自転車が止まらなくなります。
近づけすぎないよう注意が必要です。

 

前輪ブレーキの遊び調整

先程の作業でブレーキレバーを手元に引き寄せたためブレーキが軽くかかった状態になっています。
ブレーキの遊びを適した状態に戻す必要があります。
フロントブレーキのボルトを緩めてブレーキシューとタイヤの間隔をいい感じにしたらケーブルを引いてボルトを締めます。

 

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後輪ブレーキの遊び調整

後輪もブレーキが軽くかかっている状態です。
後輪ブレーキのナットを緩めてレバーを指で押しつつバネをいい感じに縮めたらナットを締めます。
その後、左側のアジャスターで微調整します。
アジャスターボルト同士の感覚が狭いと遊び量が増え、広がると遊び量が減ります。

 

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バネをどの程度縮めればよいかがわかりずらく、しかもずっとレバーを押していると指が痛くなってきます。
後輪ブレーキの作業はかなり難しいです。

 

チェック

タイヤを回して引っかかりがないか確認します。
ブレーキレバーを握るとしっかりタイヤが止まるか確認します。
問題なければボルトやナットに緩みがないか念入りに確認します。
最後に実際に試乗して自転車が止まるか確認します。

 

握れるが止まれない

長女がブレーキレバーを握れるようになりました。
本人も喜んでます。
しかし止まれません。
握ってもブレーキが効いてないようです。
足で止まってからブレーキを握るようになってしまいました。

 

調整前から思ってましたがへんしんバイクのブレーキは効きが悪いです。
スピードが出ている状況では大人でもちょっと強めに握らないと止まりません。
加減のわからない子供がガツンとブレーキを握ってもロックしないように配慮しての安全設計だと理解してます。
しかし長女の貧弱な握力ではロックするどころか止まることすらままなりません。

 

ブレーキで止めるにはそれなりの手の大きさと握力が必要なようです。
やはりこの子にはまだへんしんバイクは早かったのでしょう。
でも誇らしげにブレーキを握っているので調整してあげてよかったです。
 

後日談

へんしんバイクと長女のその後の様子についてはこちらに記事に投稿しています。