新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

Apple PayでOrico Card The Pointを使ってみた

3年前に作ったOrico Card The Point(以下、Orico)を日々、使っています。
コンビニでの少額決済、飲み会や家電などの高額決済、ネットショッピング、ETCまでオールマイティに使えてポイントもよく貯まる便利なカードです。

最近、ようやくApple Payが利用できるiPhone8に乗り換えたのでApple PayにOricoを登録してみました。
財布ミニマリストとしてはより財布を軽量化できることに期待です。

Apple Payを盛大に勘違い

当初、私はOricoをApple Payに登録すればiPhoneだけでOricoの全機能(クレジットカード、iD決済)が店頭で利用できると思っていました。
「iPhone8さえあればカードはもう不要」と考えていましたがこれは勘違いでした。

詳細は後述しますが結論だけ言うと、お店でiPhoneQUICPayで支払いをしたときの請求先カードとしてOricoが使われるだけです。(※)
クレジット払いもiD払いもできません。
またQUICPayは少額決済向きサービスですので引き続き財布の中にはOricoがあった方が無難です。

※ネットショッピングやアプリ内課金で利用する場合においてはこの限りではありません

OricoはiPhoneの中ではQUICPayになる

Apple Payに登録されたカードはiDかQUICPayとして決済されます。
どちらで決済されるかはAppleがカード会社ごとに決めており利用者が選択することはできません。
OricoのクレジットカードはQUICPayとして決済されることになっています。
三井住友カードdカードなどはiDとして決済されます。

OricoでiD決済はできない

Oricoに付いているiD/QUICPay機能などはApple Payでは無視されます。
このためApple PayでOricoを使ったiD決済はできません。
どうしてもApple PayでiD決済をしたい場合はOricoではなく三井住友カードdカードなどをApple Payに登録する必要があります。

QUICPay決済はできますがこれはApple PayではOrico自体がQUICPayとして処理されるためです。
OricoのQUICPay機能を利用しているわけではありません。

VISAブランドはApple PayからSuicaにチャージできない

Apple PayからSuicaにチャージする際にVISAブランドのカードは利用できません。
私のOricoはVISAブランドです。
最初はOricoの登録がうまくできていないのかと焦りましたがVISAブランドの制約でした。
なおSuicaアプリからはVISAブランドのカードでチャージ可能です。

Apple Payは少額決済向き

QUICPayJCBが提供しているポストペイ型の電子マネーです。
少額決済が目的のサービスで1回あたりの上限金額は2万円に設定されています。

iDの限度額は加盟店によって異なります。
少額決済が目的という点はQUICPayと同じなため限度額に大きな差はないと考えてよいと思います。

QUICPayかiDで決済するApple Payも少額決済向きサービスということになります。
高額決済に備えてクレジットカードは財布の中に入れておいた方がよいでしょう。

ポイント

QUICPayとして決済した金額はちゃんとポイントが付きます。
Suicaへチャージした金額もポイントの対象です。

Oricoをすぐ使える設定

「設定」→「WalletとApple Pay」でOricoをメインカードに設定します。
ロック画面からホームボタンをダブルクリックするとWalletが起動しますが、前回のWallet終了時の状態に関係なく必ずOricoが選択された状態になり、すぐにOricoで支払いできます。

他に「エクスプレスカード」という設定がありますがこれは交通系ICカードしか選択できません。

タッチのコツ

iPhoneの場合、NFCアンテナは背面カメラの傍にあります。
タッチする際はiPhoneの上部をリーダにかざすと反応がいいように思います。

感想

OricoをiPhoneに登録しても財布を軽量化することはできないようです。
コンビニに行くくらいならiPhoneだけで行ける、という程度でしょうか。