DIYってジャストサイズの家具が手に入るから便利なんですけど結構時間がかかるんですよね。
組み立てはすぐ終わります。
時間がかかるのは塗装です。
時間がかかるのは塗装です。
これまではマットホワイト ツヤ無しで木目が見えなくなるまで重ね塗りしてました。
この「重ね塗り」作業がとても時間がかかります。
だからと言って今更色調を変えると家具の統一感がなくなってしまいます。
初期のDIYでこんな面倒な塗装をしなければ、、、
この「重ね塗り」作業がとても時間がかかります。
だからと言って今更色調を変えると家具の統一感がなくなってしまいます。
初期のDIYでこんな面倒な塗装をしなければ、、、
■木材
まず板は白のカラーボードを使います。
これで塗装は不要です。
切断面は見えるところだけ木口テープ(白)で処理します。
これで塗装は不要です。
切断面は見えるところだけ木口テープ(白)で処理します。
■接合方法
次にカラーボード同士をどう組み立てる(接合)か考えます。
一番簡単かつ確実な方法は接着剤をつけてさらにネジを締めることです。
ネジの頭が見えると見苦しいし危険なので木工用パテで隠してヤスリで平にします。
いつもはこの方法を使ってます。
しかし今回はカラーボード表面の塗装がヤスリで傷つくのでNGです。
ネジの頭が見えると見苦しいし危険なので木工用パテで隠してヤスリで平にします。
いつもはこの方法を使ってます。
しかし今回はカラーボード表面の塗装がヤスリで傷つくのでNGです。
ネジを使わず、接着剤のみで接合してはどうでしょうか?
ネジを使わなければネジ頭を隠す必要がなく、カラーボードをヤスリで傷つけることもありません。
しかしこれは強度が不安なのでNGです。
ネジを使わなければネジ頭を隠す必要がなく、カラーボードをヤスリで傷つけることもありません。
しかしこれは強度が不安なのでNGです。
ネジを使わないダボ継ぎが美的にも強度的にもベストですがそんな腕はありません。
色々考えた末、こんな横着な方法にしました。
まず接合部にネジ用の下穴をドリルできれいに開けます。
きれいな穴を開けるポイントは下記の2つです。
・先端にねじ山がない(先三角)ドリルビットを使う
・高回転低トルクで回す
きれいな穴を開けるポイントは下記の2つです。
・先端にねじ山がない(先三角)ドリルビットを使う
・高回転低トルクで回す
次にいつもの通りカラーボードに接着剤をつけてネジで締めて接合します。
このときネジは先程作った下穴に打ちます。
(接着剤なしでネジのみによる接合も試してみましたが歪みやすい気がしました。接着剤があった方が無難なようです。)
このときネジは先程作った下穴に打ちます。
(接着剤なしでネジのみによる接合も試してみましたが歪みやすい気がしました。接着剤があった方が無難なようです。)
下穴にネジ頭の上からダボを差し込みます。
上に出ている部分をアサリなしノコギリで切って平らにします。
上に出ている部分をアサリなしノコギリで切って平らにします。
このときノコギリを板にピッタリと密着させて切ります。
少しでも傾いていると歯がカラーボード表面にあたり塗装が傷つきます。
でも少し傷ついたくらいなら気にしません。
少しでも傾いていると歯がカラーボード表面にあたり塗装が傷つきます。
でも少し傷ついたくらいなら気にしません。
きれいに切断できました。
ネジ頭はもう見えません。
ネジ頭はもう見えません。
これで完成。
はい、もうこれで完成です。
もうこれくらいでいいでしょ、、、
はい、もうこれで完成です。
もうこれくらいでいいでしょ、、、
■感想
シンプルな収納棚を作成しました。
どんな出来栄えになるか不安でしたがいざ実際に完成品を見てみるとそんなに悪くありません。
きれいに並んだダボがアクセントに見えなくもないです。
どんな出来栄えになるか不安でしたがいざ実際に完成品を見てみるとそんなに悪くありません。
きれいに並んだダボがアクセントに見えなくもないです。
工期短縮効果は期待通り高いです。
デメリットもありました。
1つ目はコストです。
カラーボードは通常の木材に比べるとかなり割高です。
時間を金で買う気持ちが必要です。
カラーボードは通常の木材に比べるとかなり割高です。
時間を金で買う気持ちが必要です。
2つ目は安全面です。
小さな子供がいる家庭の父としては安全を考慮して家具の角はなるべく丸くしたいところです。
しかしカラーボードの下地が露出しない程度にしか角取り、面取りができません。
子供が角に接触する可能性が少ない場所(家具と家具の間。家具と壁の間。等々)に置く家具に用途を限った方がよさそうです。
小さな子供がいる家庭の父としては安全を考慮して家具の角はなるべく丸くしたいところです。
しかしカラーボードの下地が露出しない程度にしか角取り、面取りができません。
子供が角に接触する可能性が少ない場所(家具と家具の間。家具と壁の間。等々)に置く家具に用途を限った方がよさそうです。
総合して考えると「アリ」だと思います。
見た目、コスト、安全面で考慮すべき点はありますが、使い所はあると思いました。
見た目、コスト、安全面で考慮すべき点はありますが、使い所はあると思いました。
■おまけ
壁の凹凸に合わせて切り欠き加工をしたときのメモです。
誤差を見込んでちょっと大きめに寸法を取ります。
ノコギリで沢山切れ目を入れます。
そしてノミでコツーンと打つとポロっと、、、と思ったら普通の木材のように取れてくれません。
カラーボードの中は普通の木ではなくMDF材のようになっており、ノミで打っても割れてくれませんでした。
(カラーボードの中は店舗によって異なると思います)
カラーボードの中は普通の木ではなくMDF材のようになっており、ノミで打っても割れてくれませんでした。
(カラーボードの中は店舗によって異なると思います)
結局、ドリルで穴を開けまくって9割方取り除いた後、ノミできれいに整えました。
捨てノコを入れる必要なかったです。
捨てノコを入れる必要なかったです。