新米親父のパパ力向上メモ

2014年に第1子の、2018年に第2子の父親になりました

家族写真の共有+保管場所としてのGoogleフォトは意外と微妙だった

我が家の写真/動画管理方法の見直しの一貫で引き続きGoogleフォトをいじってます。

Googleフォトを家族写真を夫婦間で共有し、かつ永続的に保管する場所として使用した場合の使用感について調査しました。

■やってみる

iPhone上の家族写真を選択して共有アルバムを作成し、嫁さんを招待しました。
嫁さんも家族写真を共有アルバムに移動すると二人が撮影した子供の写真が撮影日時順に表示されました。
この撮影日時順の表示機能は本当に素晴らしいです。

使い勝手は普通のアルバムと変わりありません。
嫁さん側からも同じように見えてます。
子供の写真を全てここで保管しても大きな不便はないように感じました。

■気になるところ

しかし共有アルバムについて調査を進めていくと気なるところがいくつか出てきました。

①共有アルバムはただのURL
共有アルバムはURLを知っている人間ならば誰でもアクセス可能です。
これが便利な場面は多々あります。
しかしプライベートな写真を半永久的に保管しておく場所として適切なのかは微妙です。
実際に悪用されるかどうかは別として子供の極めて私的な写真が悪意の第三者に流出するリスクを長期間放置することは親としていかがなものか?という良心の声が聞こえてきます。

②他人の写真の削除権限は共有アルバムのオーナーのみ
嫁さんは私がアップした写真を不要だと判断しても削除できません。
これは意外と厄介です。
今回、写真を共有してわかったのですがなんらかの理由で二人が同じ写真を持っているということが時々あります。
それを互いに共有すると重複した写真が共有アルバムに現れます。
「重複に気づいたほうが原本を残しコピーを削除する」というルールにしたいところですが嫁さんに削除権限がないため、私一人で重複写真の発見と整理をしなくてはなりません。
また同一ではないにせよ夫婦で酷似した写真を撮影していることもよくあり、そういった冗長な写真の整理も私一人の仕事になってしまいます。
私はそこまで写真に労力を割きたくありません。

Googleの厳しい児童ポルノ対策
Google児童ポルノに対してはアカウントの停止や削除等の厳しい対応をするそうです。
ここで問題なのはたとえそれが自分の子供の写真でもアカウント停止・削除されてしまうということです。
異議申し立ては可能だそうですが、アカウントが復活しても問題と見なされた写真は消えていることがあるそうで、できれば停止・削除自体避けたいものです。
プールや海水浴の写真なども注意した方がよいそうですが、それらだけを別の場所で共有・保管するという運用は面倒でうまくいかない気がします。

■感想

Googleフォトの共有アルバムは簡単に写真を短期間、公開したり見せ合ったりするための機能です。
大事なデータを長期間保管する機能ではありません。
共有アルバムを家族写真の共有、保管場所として使用することは間違っていると思いました。

■未練

しかしGoogleフォトの便利さに魅了されてしまった今となっては候補から外すことに未練タラタラです。
Googleアカウントを写真共有用に1つ作成して夫婦で「フォト」に写真をバックアップすれば懸念点①と②は解決できます。
しかし複数のGoogleサービスを使用している中、「家族写真のみアカウントを切り替える」ということが本当に徹底できるでしょうか。
意図しないアカウントに対して「誤爆」する事故が起きそうです。
不精な夫婦には荷が重そうです。

割り切ってGoogleフォトの共有アルバムを使うのも悪くないような気がします。(震え声)
我が家の家族写真なんかに誰も興味ないでしょう。(震え声)
いや、、、割り切って使い始めても小心者だからどこかで罪悪感に負けてやめちゃう気がします。。。